ふと浮かぶ妄想ノート

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苦手な忘年会の過ごし方を鈴木氏が解説

最終更新日 2024年3月26日

飲み会

①鈴木貞一郎氏が忘年会が苦手な人にアドバイス!

忘年会といえば毎年の定番で、企業に勤める人であれば参加の機会があるものです。
お酒好きでワイワイ楽しめる人なら良いですが、誰もがそうとは限りませんし、中には苦手意識がある人も少なくないです。

1年の最後に迎えるこのイベントは、無礼講ありで多少の失礼も許されますが、一方では機会の参加やアルコールが強制されるなどの問題も起こります。
基本的に参加は自由ですし、会社の集まりよりも家族との団らんを優先したい、そう考える人もいるわけです。

忘年会に苦手意識を感じる人は、こういった参加の決定やアルコールの場に対して、自由のなさから苦手としているケースが少なくないといえます。
もし強制的な参加を嫌っているのであれば、無理に一緒になる必要はありませんし、理由を付けて回避することができます。

ただし、直前になって不参加を告げると、既にお店の予約が済んでいたりするので、なるべく早く参加しない気持ちを明確にする必要があるでしょう。
目安は当日の1ヶ月前で、前もって参加できないことをハッキリと明言することが大切です。

参加自体は構わなくても、アルコールが苦手で飲まなければいけない雰囲気が嫌いなら、普段から飲めないアピールをするのが得策です。
ひどく酔って迷惑を掛けたことがある、あるいは内臓が弱く医師に止められているなど、相手を納得させられる理由はいくつもあります。

これなら例え上司に無理に勧められても、周りの人達がフォローして止めてくれる可能性が高まります。
苦手なアルコールを回避することができたら、いよいよ忘年会を楽しむ段階に移行します。

②忘年会はどうやって楽しめば良い?

この会を楽しむポイントは、その年に起こった出来事を振り返り、笑ったり泣いたりして気持ちを共有する点にあります。
楽しいことばかりではないでしょうが、1年の間には様々なことが起こるので、記憶を整理する意味で役立ちます。

更に、普段会話する機会が少ない人と話せたり、お世話になった人に直接お礼がいえるのも良いところです。
何より、ちょっと贅沢に料理が味わえるわけですから、目の前にあるものを純粋に楽しむのもありです。

お酒でも雰囲気でもなく、会話が苦手という場合は、相手に話をしてもらう形で会話を誘導すると効果的です。
アルコールが入っている人なら、聞かれたことが次々と口から出やすくなるので、話し掛けやすく会話が好きそうな人を狙うのがコツです。

相手が質問をしてくる時は、ただそれに答えるだけで済みますから、会話が苦手であっても上手く乗り切ることができるでしょう。
最初に話し掛ける勇気は問われるものの、後は適当に相槌を打つだけで良いのがメリットです。

同僚は受け入れられるのに、上司が苦手でなるべく近付きたくない、そんな場合は逆に相手を知るチャンスとなります。
部下を叱ってばかりのイメージの人も、実は部下思いで愛情がこもっているなど、意外な一面に気が付ける可能性があります。

③自分と似ている感性の人と会話できる機会になる

しかし、会社でもそれ以外でも振る舞いが変わらない上司は、表裏がなさ過ぎで部下に嫌われている恐れが強いです。
誰に対しても理不尽に振る舞う人は、他の部下からも煙たがられている確率が高いので、同僚にさり気なく上司について印象を尋ねてみると良いでしょう。

案外嫌われていない場合もありますが、反対に全く同じ感想を抱いている人と出会い共感できるなど、自分と似ている感性の人と会話できる機会になります。

人間誰しも苦手なものはあって、それが雰囲気や人だったりしますが、できるだけ表に出さないようにやり過ごしているのが多くの社会人です。
忘年会はタガが外れやすく、人の本心が見える絶好のチャンスでもあるので、考え方によっては味方に慣れそうな人とお近付きになれます。

相手の話を引き出すもよし、普段思っていていえないことを愚痴るのも、この忘年会ならではの機会です。
当然ながら、本心を語り過ぎると恨みを買ってしまう、節度ある発現に留めることが求められます。

それでも、多少の無礼は無礼講で帳消しになるので、言いたいことは忘年会でぶち撒けてしまうのが1つの手です。
心の中にあるもやもやを吐き出せば、スッキリとした気持ちで新しい年が向かえられますから、不満があるなら思い切って口にしてみましょう。

そういった勇気は全くないというのであれば、少しだけお酒を口にしてマイペースに過ごすのがおすすめです。
アルコールが飲める人に限られますが、ほろ酔いならあれこれ考えずに済みますし、時間の流れが早くなるので頼れる味方です。

嫌いな人から話し掛けられても、酔って眠ったふりで諦めさせられますし、途中で抜け出したい時の言い訳にも使えます。
早めの段階で適度に酔っておけば、一発芸のネタが要求されても、何とかやり過ごせる手段が増やせます。

嫌なことを念頭において、回避しながら楽しまなければいけないのは本末転倒ですが、参加が不可避ならこれらの方法で乗り切れられます。
ただ、相手のペースに乗せられてお酒を飲んでしまうと、ボロが出たり粗相をする恐れがあるので、無理なら無理とハッキリ断る態度も必要です。